映画というより映像全般に関わる活動をしています。10代のころからドラマ作品をずいぶん作ってきましたが、まるまるのフィクションではなく、現実の出来事から着想を得たものが多かったと思います。近年はその傾向がさらに強くなり、最初にシナリオがあって、それを元に制作を進めるドラマよりも、目の前の現実を撮影し、あとからそこに意味を見出すドキュメンタリーに関心が移りつつあります。また、静止した映像、すなわち写真も気の向くままに撮っています。こちらも、まず現実ありきで対象を追いかけている感じです。