その弐 戦慄!ウミネコに支配された島!!(八戸・蕪島)


             


ウミネコ(海猫)というのはカモメの一種だそうで、最近はそういう映画もあるようですが、まあ、これに関しては、とにかく写真をご覧下さい。


蕪島入り口のこのあたりから鳴き声がものすごい 左がひなで、右が親。横位置のツーショットですな


計ったかのように一定感覚でフェンスにとまる 右も左もこの光景。人間が萎縮します


 


 


 


この蕪島全体がウミネコに占領されたようで、もうほとんどヒッチコックの「鳥」の世界。あの映画の追体験をしたければ是非この蕪島にお越し下さい。人間なんて眼中にない様子で、わがもの顔で飛び回ったり、鳴きわめいたり、空から糞を垂らしたり(島にある神社の入り口には糞よけの傘が「ご自由にお使い下さい」と置かれていました)。でも、鳥の嫌いな人は気が狂うだろうなあ。鳴き声も物凄いですよ。キーキー、ピーピー、宿に戻ってからも耳に残って離れませんでした。何故こんなにウミネコだらけなのか、それは、この地域がウミネコの保護地域で、ちゃんと行政が守ってくれてるからなんですねえ。ちなみに、こういう状態は1年中というわけではなく、親鳥が産卵をしにくる3月から、雛が一人前になる8月までの、約半年間ということです。近くにはマリエント(八戸市水産科学館)という施設もあって、そこにある「ウミネコシアター」では、3D映像でウミネコの生態を見せてくれるのですが、あれだけナマを見たあとでは、「もういいっ!」て感じでした。
(2004/07/10)


  わが頭にもウミネコが…


行き方:JR八戸線鮫駅下車徒歩15分、または市営バス「岬町」下車


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