昭和時代の最後の夏。1988月に完成したミリ映画「ドコニイルノ?」がPFFで入選。大嶋拓(「カナカナ」「火星のわが家」「凍える鏡」)の映画監督としての歩みはそこから始まった。あれから、ちょうど20年。それを記念して、200日に、1日だけのスペシャルイベント、
【大嶋拓の 激レアお宝ミリフィルム 蔵出し虫干し上映会】(←ラップ風に読むといい感じ…たぶん)
を開催することが急きょ決定!
ごキゲンな年代の名作珍作を、かなり風化と劣化が進んだオリジナルフィルムで、カタカタカタカタと映写機を回して上映!大嶋作品のルーツに触れる、夏休みならではの特別企画。これを見逃すともう次はないかも?!


監督本人がイベントの全容を熱く語ったスペシャル動画(wmv.4分30秒)


[上映作品]

 三島手風の生活(1991)


 ドコニイルノ?(1988)
Aプロ
「魔法の瞳」(1985・6分) 浦安のおとぎの国に潜入して、係員の制止も顧みずにゲリラ撮影!若かったあのころ〜♪
「妹抱夢−マイ・ホーム−(1987・90分) 無理やり漢字を当てたタイトルはトホホ…だが、ひと組の兄妹と心理学者との同居生活を描き「引きこもりの時代」の到来を予見した異色長編。「凍える鏡」のプロトタイプ?
Bプロ
「貝殻」(1981・40分) 高校の学園祭で製作しつつ、男女の心中を扱った問題作。ヒロインは現在「○○○ライター」としてご活躍のあの方!
「三島手風の生活」(1991・54分) イメージフォーラムフェスティバル92入賞。音もなく崩れゆく男女の同棲模様を季節の移ろいとともに綴る
Cプロ
「美味しく食べたい年頃だから」(1986・65分) 女子大生6人が外食産業に対抗し、学生ベンチャー[ごはん倶楽部]を起業!バブル全盛期ならではの作品
「ドコニイルノ?」(1988・33分) PFFアワード88入選作。突然消えてしまった家族の姿を求めて、18歳の少女が彷徨する。着エロ&シュールな世界


[日時] 200日(金)
Aプロ/11:00〜12:40 Bプロ/13:10〜14:50 Cプロ/15:00〜16:40
(入替制ではありません。一度入場すれば全プログラムをご覧になれます)
[場所] なかのZERO B2F視聴覚ホール(中野駅南口下車徒歩分)
[料金] 当日:800
[特典] ご来場の方には、とってもスペシャルなおみやげもあり!(数量限定)
[主催] タクラマネット
※上映会は盛況のうちに終了しました。ご来場ありがとうございました
当日の模様≫ タクラマブログ:近くて遠い20年



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